白馬乗鞍岳雪渓情報【2019年8月】

北アルプス・白馬乗鞍岳。
残雪時期には、急な斜面をびっしりと雪が覆いつくし、
雪が融ければ、急な斜面をゴロゴロの火山岩が埋め尽くす、
いつの時期もなかなか手ごわい登山道。
夏山のこの時期には、
長い雪渓は姿を消すものの、
急な斜面に雪が残っていることもあり、
アイゼンが必要なのかどうなのか、判断に迷うことも。

そこで、2019年7月下旬現在の残雪の状況をお知らせします。

ゴロゴロ岩場のゾーンが終わると、雪渓が現れました。
距離にしたら、約100m前後。
急な斜面を直登するようなルート取りがされています。
一応、トラロープが足元にありますが、頼りにしない方がいいでしょう。
この日は、しっかりとステップが切ってあったおかげで、
私はアイゼンを装着せずに通過することができました。

ただし、
雪の状態が硬くなりそうな、雨や低い気温の日や時間帯には、アイゼンが必要になりそう。
また、斜度がそれなりにありますので、雪上歩行が苦手な方は面倒くさがらずにアイゼンを(軽アイゼンでも!)装着するのがベスト。
滑って落ちたら、岩場に激突です。流血は免れなそう…!
ポールを使う方は、ゴムキャップを外して、ポールの先端を雪面にしっかり刺して通過しましょう◎

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